福島で地域を盛り上げるために活躍している「社会起業家」の小林雅幸(こばやし まさゆき)さんをお呼びして、「どのような想いで福島で事業をはじめようと思ったのか」をくわしくお聞きします。

自分なりの課題や疑問と向き合って、身の回りから社会を良くできたらいいかも、という生徒・学生はぜひ参加してみてください!

〈お申し込みはコチラ!〉
https://forms.gle/ddCKiq6fxGV16tN16

【小林雅幸さんってどんな人?】

小林さんは、株式会社Rurioという会社の社長さんです。仙台に本社がありますが、特に福島県の双葉町(ふたばまち)を中心に活動しています。

双葉町は、東日本大震災の原子力発電所の事故で「何もない(なくなった)」と言われることがありますが、実は豊かな文化や歴史、素晴らしい自然があり、そして温かくて力強く生きる人々がたくさんいるカラフルな町なんだ、と小林さんは言います。

小林さんの会社は、「まだ知られていない日本の地方の魅力を世界に伝えて、みんなに新しい選択肢を届ける」ことを目標にしています。具体的には、ウェブサイトを作ったり、地域のブランドを考えたり、英語と日本語の翻訳・通訳をしたり、地域の人々が交流する場を作ったりなど、いろいろなことに取り組んでいます。

なかでも特にすごいのが、バイリンガル(2つの言語)のオンライン地域雑誌『iro』を発行していることです。小林さん自身がこの雑誌の編集長も務めていて、双葉町の文化や人々の暮らしを日本語と英語で発信しています。これによって、日本だけでなく、海外にも福島県浜通りの魅力が伝わり、世界中に双葉町のファンを増やそうとしています。

【講演会ではどんな話が聞けるの?】

「起業」とか「社会を良くする」と聞くと、なんだか難しそう、自分には関係ないかも…と感じる人もいるかもしれません。でも、小林さんのお話は、決して特別なことではありません。

講演会では、小林さんが一人の学生として、地域の現状や社会に対して感じた素朴な疑問や「こうなったらいいのに」という想いを、どのように形にしていったのか、親しみやすい言葉で語ってくれます。

例えば、

● 「地元には何もない」と言われるけれど、本当にそうだろうか?
● 「都会に行けば成功できる」という考え方だけでいいのだろうか?
● ニュースで報じられるイメージと、実際の町の姿は本当に同じなのだろうか?

といった、身近な疑問からスタートし、それらの疑問をどうやって具体的な活動へとつなげていったのか。大きな一歩ではなく、日常的なレベルから少しずつ、実践的な活動を積み重ねてきた経験について話しをしてくれます。

まずは気軽にお話を聞いてみましょう!

【開催概要】

● 日時: 2025年6月27日(金)18:00~20:00
● 場所: 東日本国際大学 1-101教室 & オンライン(ハイブリッド開催)
● 講師: 小林雅幸 氏(株式会社Rurio 代表取締役)
● 参加費: 無料
● 主催: 価値検証フィールドワーク・ユニット (V2F)(宮城大学、東北大学、新潟大学、神戸大学、京都大学)
● 共催: 東日本国際大学グローバル人財育成研究所

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【参考となるURL】

● 『iro』:https://iromag.com/jp/magazine
● 小林さんインタビュー記事: https://startup.tohoku.ac.jp/achievement/rurio/
● 小林さんのブログ記事:

○ 「日本に住む、全ての人へ」: https://iro.rurio.jp/article/to-all-people-living-in-japan/
○ 「双葉というキャンバス」: https://iro.rurio.jp/article/futaba-is-a-canvas/
○ 「一台のロボットにとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」: https://iro.rurio.jp/article/a-small-step-for-a-robot/

〈お問合せ先〉

東日本国際大学グローバル人財育成研究所(担当:長谷川)

khasegawa@m.tonichi-kokusai-u.ac.jp