福島県いわき市にある中高一貫学校「東日本国際大学附属昌平中学高等学校」

理事長・校長挨拶

未来の道を示す羅針盤でありたい

学校法人 昌平黌 理事長 緑川 浩司

rijichou「昌平黌 建学の精神」とは、孔子の教えである「儒学」を基にした道徳教育であり、人間教育のことです。

 私たちは、この精神をもとに、「心で伝える教育」を実践しています。少人数制を基本とし、教職員が一丸となって、学問だけではなく、人としての正しい考え方や行動、誠実さや努力の大切さをも指導します。学生・生徒一人ひとりと真に向き合い、時間をかけ、手をかけ、親の気持ちでその子の人生を想うからこそ、学生・生徒は素直になり、心をゆだねてくれる。そこには、確かな絆が生まれます。この心の触れ合いが、人として大切な事を学ばせ、自分の夢に向かってひたむきに努力する原動力にもなり得るのです。

 今、若者の精神の脆さや、無気力、道徳観念の欠如が叫ばれていますが、原因は、心で伝える教育を受けられなかったことにあると思います。人の心は、人だけが育てられるものであり、人の個性や可能性は、心を通わせた師だけが伸ばせるものです。
もちろんそこには、師としての覚悟、愛、情熱が不可欠です。それはまさに、古来より続く「師弟教育」。私たちが現代社会において最も見直すべき教育の姿ではないでしょうか。

 昌平黌の学生たちは皆、自分の将来を模索し、不安や苛立ち、希望や可能性の海を漂っている若者です。私たちは、自分の能力と人生をかけ、彼ら一人ひとりに、人生の、未来の道を示す羅針盤でありたいと思います。

 それが、昌平黌教職員の覚悟です。

一人ひとりに心を注ぎ、個性を磨きあげる!

中学・高等学校長 千葉 義夫

 本校の教育は、儒学を基にした「人間教育」と個性を重視した「個別教育」を特長としています。生徒一人ひとりの目標や夢はさまざまで、自分自身にも見えていない場合もあります。私たちは、少人数制で指導し、教職員と生徒の距離を縮めることで、「生徒をよく見る」「一人ひとりを大切に想う」体制を作り、生徒の可能性を広げる教育を行っています。

 大震災の影響、世界的な金融危機問題など、社会状況は不安定な状況が続き大人も萎縮しがちですが、それでも、生徒たちに「おおらかさ」と「たくましさ」を育んでいきたいと考えています。学習やスポーツはもちろん、自然の美しさや芸術のすばらしさに心をときめかせる時間も大切にし、頭と心と体が調和して発達する教育を目指しています。

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