令和元年9月13日(金)弁護士会による出前講義を開きました。
今回の出前講義では、①多重債務に陥ったり、闇金、悪質商法、SNS等インターネットを用いた詐欺などの被害をうけている状況を鑑み、若者が社会に安心して巣立つことができるよう、契約に関する基礎知識を理解すること。②消費者金融等からの安易な借り入れ、悪質商法等の危険性を認識してもらうこと。を目的として初めて行いました。
高校1年生から高校3年生まで、各クラス100分の講義時間の中で、
1,携帯電話にまつわるエトセトラ
2,消費者契約にまつわるエトセトラ
3,連帯保証にまつわるエトセトラ
4,借入にまつわるエトセトラ
について、資料をもとに分かりやすくお話をして頂きました。
今回の講義内容は、身近に起こり得る出来事や将来的にもしかして自分がそうなる可能性があるかもしれないということに気付くことができ、生徒たちは、弁護士の方の話しに興味深く耳を傾けていました。
今後何かあったときにしっかりと対応出来る力を身につけてほしいと思います。
○生徒の感想○
弁護士会消費者出前講座を受けて、お金のやり取りは慎重に行おうという気持ちが前よりも強くなりました。最近では、ワンクリック詐欺やセールスでの詐欺が増えてきているので、とても良い話を聞けたと思います。連帯保証人についての話では、連帯保証人の存在は知っていたけど、どれだけ大切な存在なのかは分からなかったので、今回の講義で詳しくお話を聞けて良かったです。また、利息のしくみは今回初めて知ったことが多かったです。今まで、利息について考えたことがなかったので、真剣に考えさせれる良い機会になったと思います。弁護士の方のお話を聞けることはなかなか無いので、消費者について詳しく知ることができてよかったです。