瓊浦（けいほ）高等学校（長崎県長崎市）のみなさんが「震災学習交流会」を行うために本校を訪れました。

長崎県長崎市にある瓊浦高等学校２学年の皆さんが、修学旅行の行程の一つとして「震災学習交流会」をするために本学を訪れました。
まず、本校の系列大学（東日本国際大学）に着いた瓊浦高校の皆さんを本校生徒会役員が出迎え交流会が始まりました。次第の冒頭、震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするために黙祷をしていただきました。その後、本学経済情報学部長の福迫昌之先生による「双葉地域に”希望のまち”を－福島復興と原発」と題して、講演をしていただきました。その後、本校　浅岡校長が、震災当時の学校の様子などを語りました。瓊浦高校の岡島教頭先生からは「本校は東日本大震災があった年にも、この福島県を訪れている。非常にゆかりのある土地だと思っている。その後、震災にはなったが、再びこの福島県を訪れることができて非常に嬉しく思う。そして、同じ被災を受けた長崎県人として福島県の皆さんの痛みも理解できる。」というお話をしていただきました。その後、瓊浦高校生徒代表の永友裕弥さんが「交流を持てて感謝します。」とご挨拶をしていただきました。それに対して本校生徒会長の野口凪紗さん（普通科２年）が「悲しい出来事を風化させることなく、後世へと引き継ぎ、平和な美しい日本を築けるように、共に私たちから発信してゆきましょう。」と挨拶がありました。最後に本校から瓊浦高校への記念品として本校文芸部作成の部詩といわき市の伝統工芸品「遠野和紙」で作成した登り旗を贈呈しました。
それと同時進行で瓊浦高校の生徒代表のみなさんが、本校を訪れずれました。
本校到着後、出迎えた本校生徒会役員とお互いに簡単な自己紹介を行いました。その後、本校を訪れた記念として本校敷地内に植樹をしていただきました。最後は、みなさんで記念撮影。短い時間ではありましたが、瓊浦高校のみなさんと交流を持つことが出来たことは、本校の生徒にとって貴重な経験となりました。時代は違いますが、同じ大きな被害を受けた両県は思いを共有できる点が多々あります。これを期に瓊浦高等学校と末永く交流ができたら嬉しいと思います。なお、この模様は日本テレビ系列福島中央テレビの夕方ニュース番組で放映されました。