6月9日(土)、新聞講座が行われました。今回の新聞講座は、キャリア教育の一環として、9月に職場体験を行う成果を新聞形式でまとめることを目的としています。
福島民報社の方に来て頂き、新聞製作の仕組みや役割を学び、さらには浅田真央さんの引退記事を使って見出しをつける作業も行いました。
生徒たちは、改めて新聞を読むことの大切さを知ったようです。また、ここで学んだことを、学習にも生かしてほしいと思います。
~生徒の感想①~
私は、普段あまり新聞を読んでおらず、気づくことができなかった工夫なども沢山ありました。ですが、取材から発行までを知り、苦労も多い仕事だと思いました。見出しの大切さや、表記の工夫を学び、新聞を読むことを日課にしたいと感じました。1枚の新聞にいろいろな人の思いが詰まっていて、その思いを読者に伝えるべく、夜遅くまで会社に残っている人の苦労を知ることができました。また、新聞やテレビでは誤った情報がなく信用性があるということに改めて気づかされました。
講座中は、「自分が書いたものが一番間違いに気づかない」「自分を信じるな」という言葉があり、”確かにそうだな”と感じました。また、自分の間違いに気づくためには、3回以上読み返すことが大事とおっしゃっていたので、それを実践していこうと思いました。
さらに、記事を書くのに必要な語彙力や表現力は、読書やそれぞれが持っている感性なのだと感じました。日本語の一つ一つにある意味を正しく覚え、日々、口に出したり書いたりすることによって、素敵な記事を書き、みんなに伝えることができるんだと思いました。(中学3年佐藤凜)
〜生徒の感想②〜
市川さんの話を聞いていて思ったことが二つあります。
一つ目は、分かりやすく、正しく新聞を書くことについてです。分かりやすく書くことの理由は知っていましたが、「正しく」の意味は、聞いていて新たな発見したことがありました。それは「正しい情報を書く」以外にも自分で書いた原稿が一番分かりにくいから、何度も読み返すことで間違えをなくすということです。
二つ目は、取材の仕方です。取材は向かう前に「そこへ行ったら何を聞くのか」とか、「どんな人に何を聞くの」や「どんな事についてまとめるの」など考えて行って、その話をわかりやすくまとめ、それ以外の聞きたいことをまとめなくてはいけないからです。
僕は、市川さんの話しを聞いて、誰にそれを伝えるか、自分はどんな立場の人に伝えるかを学んだので、そのことをキャリア教育やまとめる作業などで生かしていこうと思いました。(中学1年長野翔太)